樹脂原料のプロがつくる循環型 育苗箱

目次

育苗箱とは?

育苗箱とは、その名の通り苗を育てるための浅い箱のことです。

主に水稲(すいとう)といいお米の苗を育てるものが多いですが種類によってはネギなどの野菜に使用される場合もあります。
穴の大きさや数によって保水力や通気性に違いが出ます。

中定樹脂では水稲用育苗箱として稚苗用、中成苗用の2種類の育苗箱を製造しています。

中定樹脂製 育苗箱の特徴

高品質な原料の使用

PP RP N(再生ナチュラルペレット)

一般的に、育苗箱の製造には容リ材(容器包装リサイクル法において各家庭や自治体から分別、回収されたもの)を原料として
使用することが多いですが、中定樹脂では安定したプレコンシューマ材を採用し、高品質な育苗箱を製造、販売いたします。

その上、樹脂原料のプロとして素材の配合から行うため、原料から物性を整えしっかり強度があり長持ちする育苗箱を製造することが可能です。

近隣の育苗農家様では10年以上も同じ中定樹脂製の育苗箱を毎年丁寧に管理しながら使い続けているという好評も頂いております。

廃棄を出さない循環設計

破損し使えなくなった苗箱や使用済みで不要になった苗箱を廃棄処分することなくもう一度、苗箱の原料として活用しています。
当社独自の配合で物性を改良し、劣化した樹脂を高品質な原料に生まれ変わらせることが可能なため安心して再利用することができます。

また、物性改良のノウハウを活かし中定樹脂製の育苗箱のみではなく他社製の育苗箱でもまとめて一緒に回収させていただきます。
そして生まれ変わった育苗箱を採用、使用する事でまた新たな資源循環を生み出すことに繋がります。

育苗箱による廃棄物を出しません。

稚苗用 中成苗用  育苗箱

稚苗用 水稲用

稚苗用に使用する育苗箱です。

形状を工夫により高い強度があります。穴径は小さく、保水がよくと水はけとのバランスから穴数96個としています。
場合によっては敷紙なしで使う時もありますが、あくまで育苗事業者様によって様々な使用方法があります。

中成苗用

基本的には稚苗よりも苗丈や根張が大きい中成苗用に使用します。近隣農家様ではほとんどがネギの育苗に使用されています。
苗が窒息しないように穴径を大きく、2000個以上と穴数を多くしています。

リブがない分ソリやたわみが心配ですが、原料がしっかりしているため安心して使用でき保管時も大量に重ねることが出来ます。

オリジナルカラー育苗箱


中定樹脂ではオーダーカラーにて育苗箱を製造させていただいております。

多品種を扱う育苗事業者さまの中では同じ黒の箱では万が一の間違い防止のために色分けするのが一番良いそうです。

そんな声からカラー品の製造を始めましたが今では法人様に向け自社カラーに合わせた採用など頂いております。
どんな色でもお客様のご希望のカラーにて稚苗用、中成苗用ともに製造、販売しております。

1000枚からの受注生産となっております。少ロットでももちろん製造は可能ですがコストが高くつくため1000からのご注文をお勧めしております。
また、毎シーズン少し過剰生産しているためカラー品の在庫がある場合が多いです。それらについては1000枚〜単価にて対応させていただきますので、まずは一度お問い合わせください。

補足

①育苗箱の原料となるポリプロピレンは性質上、製品になった後も縮み続けるため、製造ロットによりごく僅かなサイズのズレが生じる可能性がございます。ご了承ください。

②100%再生材を使用しているため、ごく稀にバリがあったり、穴が完全に空いていない所が出る可能性もございます。
 バージン材(新材)を使用していないため起こり得る事ですので、ご了承ください。

以上はお客様に安価で提供するために、どうしても仕方のないことですのでご了承ください。
それらを踏まえ、無償サンプルを送付いたしますのでぜひ一度お試しください。

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